英語力を伸ばしたいけれど、何をどうしたらいいのかわからないという声をよく聞きます。今回は学習法についてお伝えします
一つのことだけに時間を割くのでなく、下記のように色々なことを組み合わせるのがお勧めです。
1.文法、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング に加え語彙を増やすことも重要です。それぞれの分野をバランスよく学習しましょう。
2.インプット(リーディング、リスニング) だけでなく、アウトプット(スピーキング、ライティング)の練習も重要です。
3.精読、精聴だけでなく多読、多聴も取り入れましょう。
精読、精聴とは
精読、精聴とは、主に学校の英語の時間にやってきたように、わからない単語や文法事項を調べながら、ゆっくり正確に文章を理解していく方法です。
この方法にお勧めの教材のレベルは、自分が「少し難しいと感じるレベル」です。(あまりにも難しすぎると、継続しにくくなります)
長所:文章を正確に読み取る力を伸ばすことが期待できます。
短所:たくさんの量をこなすことができません。
多読、多聴とは
多読、多聴とは、自分にとって簡単な文章をサクサクと読んでいく方法です。流れが止まってしまうので、辞書で調べたりはしません。
この方法にお勧めなのは、わからない単語や文法事項がほとんどないような「自分にとってとても簡単な文章」です。(例えば英検2級をお持ちなら、英検4~3級レベルの英文。)徐々にレベルを上げていきましょう。
長所:ストレスなく、たくさんの英文を楽しむことができる。たくさんの英文に触れることによって、語感を養うことができる。
短所:新しい単語を覚えたり、自分にとって難しい文法事項に触れる機会が少ない。
精読と多読の両方を取り入れることで、それぞれの短所を補うことが期待できますね。
学校では、精読、文法、語彙の3つを中心に学習してきた人が多いのではないでしょうか。色々なことをバランスよく取り入れるのが理想ですので、もしもこれまであまり時間を割いてこなかったことがあるのなら、これから取り入れてみましょう。
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