英文を読むことはできても、自分が書いたり話したりするのは難しいと感じている人が多いのではないでしょうか。
その理由は簡単です。「なんとなく」わかる程度でも英文を理解することが可能ですが、そのレベルでは自ら発信することはできないからです。つまり、完璧に覚えていなければ、発信できないのです。
受信語彙と発信語彙
そこで、単語を覚える際も、両方の用途を意識して覚えることをお勧めします。
聞いたり読んだりしてわかる単語(受信語彙)と、自ら発信する単語(発信語彙)を分けて考えるのです。
つまり、同意語の中で難しい単語は受信できればOKとし、発信用には簡単な単語を使うということです。
簡単な例で説明すると
require の意味は知っているけれど、自らは発信できない。(受信語彙)
自ら発信する場合は need を使う。(発信語彙)
日本語でも自然にこの2種類の単語を使い分けていると思いますが、英語も同じように分けて考えることで、単語を覚える際の負担を減らすことができます。
なお、単語の意味を覚えているだけでは、その単語を使いこなすことはできません。
特に発信語彙として覚える際は、正確に使いこなすことを目標にしましょう。
そのためには文法知識も必要になってきます。まず、品詞は必ずチェックしましょう。そしてさらにチェックするポイントがあります。
例えば
名詞なら可算名詞か、不可算名詞か
動詞なら自動詞か他動詞か、状態動詞か動作動詞か、どの文型で使うのか
などなど(詳細に関してはまた後日)
せっかく覚えるのなら、「なんとなく」ではなく、正確に使いこなせるようにしたいですよね。また文で覚えるのがお勧めです。
覚え方
人それぞれやり易い方法があると思いますが、一つ一つの単語にじっくり時間をかけながら少しずつ覚えていくよりも、一つの単語にかける時間は短くして次々と進めていき、それを何度も繰り返す方が定着しやすいそうですよ。
例えば100個の単語を1巡で覚えようとするのではなく、1巡にかける時間は短くても、2巡、3巡と繰り返しながら覚えていく方法がお勧めです。(繰り返しになりますが、自分がやり易い方法が一番です。)
こちら↓も参考にしてください。