今回は学習法についてお伝えします。
文法を勉強したり問題を解いたりする際、どの程度理解できたら次へ進めばいいのか、という悩みを聞くことがあります。
また、次のような質問もよく聞きます。
・単語を覚える際は、一つ一つじっくり覚えていく方がよいのか、それともざっくりと進めていく方がよいのか
・一冊の問題集を何度も繰り返した方がよいのか、または次々と新しい問題集を解く方がよいのか
私が資格取得を目指して学習していたころ、一番知りたかったのが学習法でした。
英語そのものより、学習法の学習に費やした時間の方が長い時期もありました(笑)。
なるべく効率的に学習し、短期間で目標を達成したいですよね。
自分のやり易い方法で学習するのが一番ですが、お勧めの方法についてお伝えしますので参考にしてください。
「ペンキ塗り」か「ブロック積み」か
学習法を「ペンキ塗り」と「ブロック積み」に例えることがあります。
「ペンキ塗り」のような学習とは、一度で完成させようとするのではなく、何度か繰り返しながら定着させていく学習です。
それに対し「ブロック積み」のような学習とは、一つ一つの文法項目、単語、問題などを完全に理解した後で次に進む学習です。
★一般的に英語学習は「ペンキ塗り」のように進めていくのが良いとされています。
つまり、必ずしも一度で完全に理解する必要はなく、何度か繰り返しながら理解を深めていくのが理想です。
とはいっても全く理解できないのに次々と新しい項目を学習していくのは非効率的ですので、ある程度理解できるまで学習しましょう。
かつて私は、100%の理解を目指していたため、なかなか次へ進めず非効率的でした。
概ね理解できたら次に進む方が効率的です。
大体70%~80%、特に苦手な項目や問題は50%~60%くらい理解できたら次へ進んではいかがでしょう。
逆に、これまで半分も理解できていないのに次々と新しいことをやってきた人は、一つ一つの項目や問題にもう少し丁寧に取り組んだ方がよいと思います。
★そして、最も大切なのは繰り返すことです!
こちら↓も参考にしてください。