オノマトペ
日本語は他の言語と比べてオノマトペ(音や感情や様子などを文字にしたもの)が多いのだそうです。
日本語と英語の違いはたくさんありますが、今回はオノマトペについて考えてみました。
日本語を勉強中のオーストラリア人が、オノマトペが大好きだと言っていました。「響きが素敵♡」なのだそうです。また、「音を聞けば雰囲気がわかるので覚えやすい」とも言っていました。
それを聞いて、私も改めて日本語を見直しました!
他の言語と比べることで、日本語についてより深く考えるきっかけになりますね。
雨の降り方
例えば、雨の降り方を表現する言葉は、ぽつぽつ、しとしと、ざーざー、じとじと、などなど色々ありますよね。「降る」の前にこれらの言葉を加えることで、雨の様子が想像できます。
英語では「rain+副詞」で表すこともありますが、(rainではない)別の動詞で表すことも多いので、一つ一つ覚えなくてはいけません。
例えばこんな風にいうことができます。
It began to sprinkle. 雨が降り始めた。(ぽつぽつ)
It drizzled. 霧雨が降った。(しとしと)
It poured. / It rained heavily. (ざーざー)
It rained continuously. (じとじと)
なかなかぴったりの表現がみつからず、ちょっと違う気もしますが、多くの辞書でこのように英訳されています。
このように英語では、rain以外にもsprinkle、drizzle、 pour、などの動詞を使って雨の様子を表します。これらの動詞を見たり聞いたりしたら、すぐに情景が頭に浮かぶように、しっかり覚えておきましょう。
プンプン
さて、前述のオーストラリア人は、たくさんのオノマトペをノートにメモしていました。ぴりぴり、げらげら、がらがら、ばりばり、などと、とっても嬉しそうに発音していたのを思い出します。
ちなみに彼女が特に気に入っていたのは、なぜかプンプンでした笑!!
こちら↓も参考にしてください。