「~できた」は could?
「~できる」のように、能力があることを表す際は can を使いますが、過去形の「~できた」は could とは限らないのをご存知でしょうか?
どういう意味?
They could win the game.
✖ 「その試合に勝つことができた」
〇 「その試合に勝つ可能性がある」
ここ大事!
助動詞を過去形にすることで、可能性が低くなるため、「勝つことができるはずだ」という意味になります。
詳しくこちら↓を参考にしてください。
「~できた?」は?
「1回だけできた」ときには could ではなく be able to を使います。また、日本語では「~できた」でも、英語では「単なる過去形」で十分伝わる場合も多いようです。
They were able to win the game.
Then won the game.
could が過去の能力を表すのは・・・
習慣的にできていたこと、または身に備わった能力は could でOK です。
ただし、通常、(現在の仮定ではなく)過去の出来事だと分かるような語句と一緒に用います。
He could swim fast when he was young.
(若い頃は速く泳ぐことができた)
ところが否定文では・・・
They could not win the game.
1. 「その試合に勝つことができないはずだ」という可能性
2. 「その試合に勝つことができなかった」という能力
1回きりのことでも、状況次第でこの両方が考えられるそうです。
つまり
✖「できる」は can で、「できた」は could
(こう覚えてしまっている人は覚え直しましょう)
could が「過去にできた」という意味になるのは:
過去の出来事だとわかる語句と共に、習慣的な能力を表す場合
通常 could は現在の可能性を表します。
ただし、否定文では「過去の能力がなかった」という意味にもなります。
ビックリ!
この事実を知ったときは、とても驚きました。確か学校で「できた」は could と習ったような・・・
最初から教えて欲しかった・・・
こちら↓も参考にしてください。