名詞を修飾するのは形容詞だけ?
「名詞を修飾するのは形容詞」と習いましたよね。でも名詞が名詞を修飾することもあるのをご存知ですか?(名詞の形容詞的用法と呼ばれます。)
形容詞は名詞の「特徴、性格、性質」などを説明します。例えばa tall boy は「背が高い男の子」という意味で、形容詞のtallが名詞のboyの特徴を表しています。
ところが、名詞の「内容」を説明するときは、形容詞ではなく名詞を前におきます。
名詞+名詞
1. safety regulations (安全規定)
規定の「内容」が「安全」、つまり「安全に関する規定」なので、「名詞+名詞」で表します。
ちなみにsafe regulations (形容詞+名詞)は、「安全な規定」という意味になってしまい、意味が不明瞭です。
2. office appliances (事務用機器)
例えばuseful appliances(形容詞+名詞)のように「便利な」という「機器の特徴」ではなく、「オフィスで使う機器」という「機器の内容」を表すので「名詞+名詞」で表します。
3. convenience stores (コンビニ)
「何でもそろっていて便利な店」のことです。例えば便利な場所にあるという「店の特徴」ではなく、「店の中身が便利」なので、「名詞+名詞」で表します。
文法といえば「覚えるしかない」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、理由がわかれば納得できますよね(^^♪
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