今回は〈動詞の -ed 形〉についてお伝えします。
問題1
今回は文法項目ではなく、形に注目してお伝えします。
〈動詞の -ed 形〉がどんな時に使われるか、色々なケースを考えてみましょう。
↓
↓
↓
↓
↓
動詞については、こちら↓を参考にしてください。
解答1(順序不同) & 問題2
〈動詞の -ed 形〉は、大きく分けて動詞の過去形と過去分詞形の2種類があります。
過去分詞は4つの場合に使われます。
次の5つの例文を英訳しましょう。
1. 動詞の過去形
文の述語動詞として過去時制を表すときに使います。
1. 私は昨日テニスをしました。
2.過去分詞形
(1) 形容詞として
2. 多くの人に取り囲まれているあの男性を見てください。
(2) 分詞構文で
3. 不運に落胆したものの,彼女は夢をあきらめませんでした。
(3) 受動態で
4. このレポートは明日までに仕上げ(られ)なければいけません。
(4) 完了形で
5. 私はちょうどそのニュースを聞いたところです。
解答2
1.動詞の過去形
動詞の過去形には,原形に -(e)d をつける規則動詞と,1語1語形が違う不規則動詞があります。
1. I played tennis yesterday.
私は昨日テニスをしました。
過去形についてはこちら↓を参考にしてください。
★動詞の過去形は「過去の状態や出来事」だけではなく,丁寧さや確信度を表すときにも使います。
詳しくはこちら↓をご覧ください。
2.過去分詞
動詞の過去形と同様,過去分詞形にも,原形に -(e)d をつける規則動詞と,1語1語形が違う不規則動詞があります。
(1) 形容詞として
分詞は動詞が形容詞に変化したものです。
分詞は修飾する名詞の「動作・様子」などを表しています。
2. Look at that man surrounded by a lot of people.
多くの人に取り囲まれているあの男性を見てください。
注)分詞には -ed の形の過去分詞の他、-ing の形の現在分詞もありますが、ここでは過去分詞についてのみ説明いたします。
-ing 形については,こちら↓をご覧ください。
分詞も、通常の形容詞と同じように、限定用法と叙述用法があります。
限定用法と叙述用法については、こちら↓を参考にしてください。
www.keiko.workkeikoringbasic.hatenablog.jp
分詞についてはこちら↓を参考にしてください。
(2)分詞構文
分詞構文は動詞と接続詞の機能を兼ねています。
3. Discouraged by bad luck, she did not give up her dream.
(=Although she was discouraged by bad luck, she did not give up her dream.)
不運に落胆したものの,彼女は夢をあきらめませんでした。
分詞構文については、こちら↓を参考にしてください。
(3) 受動態
〈be動詞+過去分詞〉の形で受動態を表します。
4. This report must be finished by tomorrow.
このレポートは明日までに仕上げ(られ)なければいけません。
受動態についてはこちら↓を参考にしてください。
(4) 完了形
〈have[has,had]+過去分詞〉の形で完了形を表します。
5. I have just heard the news.
私はちょうどそのニュースを聞いたところです。
完了形についてはこちら↓を参考にしてください。
同じ -ed 形でもそれぞれ役割が違います。
それぞれの使い方を理解しておきましょう。
こちら↓も参考にしてください。