これまで色々な項目についてバラバラでお伝えしてきましたが,項目毎にまとめました。
Chapter 1 は「文の種類」,Section 2は「疑問文」についてお伝えします。
英語には大きく分けて次の4種類の文があります。
1.平叙文
2.疑問文
3.命令文
4.感嘆文
Section 2では「疑問文」についてお伝えします。
「疑問文」は物事を尋ねる文で,Yes/No 疑問文、WH疑問文、選択疑問文、否定疑問文、付加疑問文、修辞疑問文、間接疑問文があります。
文の終わりに疑問符(?)をつけます。ただし間接疑問文は主節次第です。
1.Yes / No 疑問文
Yes か No かで答えることができる疑問文です。
イントネーションは通例上がり調子(↑)です。
★be動詞の疑問文:
〈be動詞+主語 ...?〉の語順
例)Are you busy?
★一般動詞の疑問文:
〈Do[Does / Did]+主語+動詞の原形...?〉の語順
例)Do you have any sisters?
★助動詞のある疑問文:
〈助動詞+主語+動詞の原形...?〉の語順
例)Will it be rainy tomorrow?
2.WH疑問文
疑問詞(when, where, whoなど) を使って「いつ、どこで、何を」などの内容を尋ねる疑問文です。
イントネーションは通例下がり調子(↓)です。ただし、聞き直すときは上がり調子(↑)です。
★疑問詞が主語でない場合:
〈疑問詞+Yes/No 疑問文 ...?〉の語順
例)When did you move here?
★疑問詞が主語の場合:
〈疑問詞+述語動詞 ...?〉の語順
例)Who told you about this?
3.選択疑問文
複数の選択肢の中から選んでもらう疑問文です。
選択肢を or で繋ぎ、〈... A or B?〉の形です。
例)Would you like coffee or tea?
イントネーションは A (↑) or B (↓)?です。
選択肢が3つ以上ある場合は、 A (↑), B (↑) or C (↓)? のように最後だけ下げ調子です。
4.否定疑問文
「~ではないのですか」と尋ねる疑問文です。
意外な気持ちや失望などを表します。確認する際にも使われます。
例)Aren't you tired?
イントネーションは通例上がり調子(↑)です。
5.付加疑問文
平叙文や命令文の後に疑問形をつける疑問文です。
同意を求めたり確認したりする際に使われます。
イントネーションは、相手に同意を求める際は通例上がり調子(↑)で、自分の言うことに自信があり、相手に確認を求める際は下がり調子(↓)です。
★肯定文の後
否定形の付加疑問をつけます。
例)He is a teacher, isn't he?
★否定文の後
肯定形の付加疑問をつけます。
例)You are not his mother, are you?
★命令文の後
will[would] you? をつけます。
例)Open the window, will you?
★〈Let's +動詞の原形 ...〉の後
shall we? をつけます。
例)Let's play tennis, shall we?
6.修辞疑問文
相手に質問するのではなく、自分の意見を強調したり、反語的に「~だろうか、いや、~ではない」と表現する疑問文です。
イントネーションは Yes/No疑問文なら上げ調子(↑)、WH疑問文なら下げ調子(↓)のことが多いです。
★肯定形の修辞疑問文
否定の意味を表します。
例)Who knows?
→誰も知らない
★否定形の修辞疑問文
肯定の意味を表します。
例)Who doesn't know?
→みんな知っている
7.間接疑問文
疑問文だけが独立しているのではなく、他の文の一部になる疑問文です。
例)I do not know when she will visit her sister.
イントネーションと文の終わりは、他の文に合わせます。
例)平叙文なら下がり調子(↓)で最後にピリオド(.)をつけ、Yes/No疑問文なら上がり調子(↑)で最後に疑問符(?)をつける。
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