今回は、前の文の内容を受けて「~もまた…だ」「~もまた…でない」というときの表現についてお伝えします。
問題
日本語に合う様に、空欄に適切な語を入れましょう。
1.
A: I will call her.
B: ( ) ( ) ( ).
A: 私は彼女に電話します。
B: 私もそうします。
2.
A: I have just finished my report.
B: ( ) ( ) ( ).
A: 私はちょうどレポートを終えたところです。
B: トムもです。
3.
A: I was not busy last week.
B: ( ) ( ) ( ).
A: 私は先週忙しくありませんでした。
B: 私もです。
4.
A: I belonged to a tennis club in my college days.
B: ( ) ( ) ( ).
A: 私は大学時代テニス部に所属していました。
B: 私もです。
5.
A: I cannot play the violin.
B: ( ) ( ) ( ).
A: 私はバイオリンが弾けません。
B: 私もです。
A: Taro is a high shcool student.
B: ( ) ( ) ( ).
A: 太郎は高校生です。
B: 私もです。
7.
A: I do not eat breakfast.
B: ( ) ( ) ( ) ( ).
A: 私は朝ごはんを食べません。
B: 私の妹もです。
8.
A: My parents have never been abroad.
B: ( ) ( ) ( ).
A: 私の両親は海外へ行ったことがありません。
B: 私の両親もです。
解答と解説
前の文の述語動詞と、肯定か否定かによって主に次のような形があります。
主語と(助)動詞の順序が逆になることにも注意しましょう。
平叙文(肯定文と否定文)では通常「主語+動詞」の語順ですが、主語と(助)動詞の順序が逆になることを「倒置」といいます。
肯定「~もまた…だ」
1. So+be動詞+主語
前の文の述語動詞が be動詞
主語と時制によって be動詞を選ぶ
2. So+do〔does/did〕+主語
前の文の述語動詞が一般動詞
主語と時制によって do/ does/ did の中から選ぶ
3. So+(do/does/did以外の)助動詞+主語
前の文の述語動詞が助動詞+動詞
同じ助動詞を使う
4. So+have〔has/had〕+主語
前の文が完了形〔have/has/had +主語〕
主語と時制によって have/ has/ had の中から選ぶ
否定「~もまた…でない」
5. Neither〔Nor〕+be動詞+主語
前の文の述語動詞が be動詞
主語と時制によって be動詞を選ぶ
6. Neither〔Nor〕+do〔does/did〕+主語
前の文の述語動詞が一般動詞
主語と時制によって do/ does/ didの中から選ぶ
7. Neither〔Nor〕(do/does/did以外の)助動詞+主語
前の文の述語動詞が助動詞+動詞
同じ助動詞を使う
8. Neither〔Nor〕+have〔has/had〕+主語
前の文が完了形〔have/has/had +主語〕
主語と時制によって have/ has/ had の中から選ぶ
1. 3. のパターン
A: I will call her.
B: ( So ) ( will ) ( I ).
A: 私は彼女に電話します。
B: 私もそうします。
2. 4.のパターン
A: I have just finished my report.
B: ( So ) ( has ) ( Tom ).
A: 私はちょうどレポートを終えたところです。
B: トムもです。
3. 5.のパターン
A: I was not busy last week.
B: ( Neither〔Nor〕) ( was ) ( I ).
A: 私は先週忙しくありませんでした。
B: 私もです。
4. 2.のパターン
A: I belonged to a tennis club in my college days.
B: ( So ) ( did ) ( I ).
A: 私は大学時代テニス部に所属していました。
B: 私もです。
5. 7.のパターン
A: I cannot play the violin.
B: ( Neither〔Nor〕) ( can ) ( I ).
A: 私はバイオリンが弾けません。
B: 私もです。
補足
can の否定形は口語表現は can't 、フォーマルでは通常 cannot(一語) と綴ります。
ただし、次のような場合は例外的に can not(二語) と綴ります。
not only A but (also) B: AだけでなくBも
We can not only use a computer, but ( can also ) read comics in the cafe.
その喫茶店ではコンピュータを使えるだけでなく、マンガを読むこともできます。
A: Taro is a high shcool student.
B: ( So ) ( am ) ( I ).
A: 太郎は高校生です。
B: 私もです。
7. 6.のパターン
A: I do not eat breakfast.
B: ( Neither〔Nor〕) ( does ) ( my ) ( sister ).
A: 私は朝ごはんを食べません。
B: 私の妹もです。
8. 8.のパターン
A: My parents have never been abroad.
B: ( Neither ) ( have ) ( mine ).
mine=my parents
A: 私の両親は海外へ行ったことがありません。
B: 私の両親もです。
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