英語で「たくさん」といえばどの単語を思いつきますか?今回は数量形容詞についてお伝えします。
「多い」とか「少ない」という数や量を表す形容詞は「数量形容詞」と呼ばれ,次のようなものがあります。
many / much / a lot of / lots of / plenty of / a large number of / a large amount of
英語の名詞には「可算名詞」と「不可算名詞」がありますが、どちらの名詞と一緒に使うかで単語を使い分ける場合もあります。
「たくさん」
可算名詞と不可算名詞
どちらの名詞と一緒に使うかで、使い分けます。
many + 可算名詞
a large number of + 可算名詞
much + 不可算名詞
a large amount of + 不可算名詞
以下は、どちらの名詞にも使えます。
a lot of
lots of
plenty of
私が学生の頃習ったのはここまでですが、可算名詞か、不可算名詞かだけではなく、他にも使い分けるポイントがあるのです!!
最近の文法書や辞書には以下のような説明が載っています。
ここ大事!
肯定文
many / much を肯定文の主語に使う場合は問題ありませんが、肯定文の目的語に使うと堅い感じがするので、特に口語では使われないようです。
肯定文では、 a lot of / lots of / plenty of / a large number of が一般的です。
〇 Many students studied hard for the test.(主語はmanyもOK)
〇 A lot of students studied hard for the test.
△ He has many friends. (通常目的語にmany は使わない)
〇 He has a lot of friends.
否定文と疑問文
逆に否定文と疑問文では many / much が一般的です。
これは絶対的なルールではないようですが、「こちらの方が自然」ということのようです。
以前本当かどうかカナダ人に尋ねてみたら、自然と肯定文では a lot of / lots of / plenty of を使い、否定文と疑問文では many / much を使っていると言っていましたよ。
私に聞かれて初めて気づいたようでした笑。「ほんとだ~」と驚いていました。
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