これまで、幼児から社会人まで色々な年齢の人に英語を教えてきました(講師歴18年)。
なんとなくではありますが、伸びる人と伸びない人には違いがあることが分かってきました。
英語に限らず、スポーツ、楽器、勉強など色々なことに共通することですし、色々な意見があると思いますが、経験上わかったことをお伝えしますので、参考にしてください。
子どもの場合(子どもの頃の事だけではなく、大人になって伸びるタイプ)
好奇心旺盛な子供は、どんどん吸収します。
どちらかというと女の子の方が積極的に話したがりますが、おとなしくても正しく発話できている子もいるので、必ずしも積極性だけが鍵ではないようです。
大切なのは「興味を持っているか」そして「楽しめているか」だと思います。
ほとんどの子どもにとって初めての英語なので、どんな教室で習うか、またはお母さんが教える場合は、どんなことをするのかが大切だと思います。
特に子供の場合は、「英語って楽しい!」とインプットすることが一番重要なのではないかと思います。そうすると一生続けていける可能性大ですし、楽しみながら練習するのでどんどん伸びていきます。
なんといっても英語は長期戦なので、特に子どものうちは楽しむことが重要です。
気をつけること
一番気をつけなくてはいけないのは、強制しすぎて英語嫌いにしてしまうこと!!
「子どもの頃に英語を習い始めて悪いこと」ってほとんどないと思いますが(月謝は必要です)、英語が大嫌いになるくらいなら、学校で習い始めるまで待った方がいいような気がします。
もちろん、講師も気をつけなければいけませんが、保護者の方の接し方も大切だと思います。
例えば「そんな発音じゃないでしょ!」と修正させる人もいらっしゃいました。
子供は聞こえたままを言っているのですが、保護者が思っている発音と違う場合は修正させようとするのです。
そうすると子どもは、「やらされてる感」を持ったり、やる気がなくなったりします。
そして、街中で見かけた外国人に話しかけるように強制する方、とっても多いです。
もちろん本人が「ちょっと英語で話してみたい」と自ら話しかけるのなら問題ないのですが、子どもは嫌がっているのに無理やり行かせる人、結構いらっしゃいます。
子どもの性格にもよりますが、これは嫌な経験としてインプットされてしまう可能性があるので、要注意です。
また、外国人の中には(片言で話しかけられるのを)好ましく思わない方もいらっしゃるので注意が必要です。
子どもが話せることは、まだ限られています。いきなり「名前は?」「何歳?」なんて話しかけられると驚かれる方もいらっしゃいます。
子どもとはいえ、マナーが大事だと思います。(ちなみにマナーは英語でmannersのように複数形です。)
つまり
特に子どもの場合は、楽しく続けることが一番大切だと思います。
最初は英語に全く興味を示さなくても、習い始めると楽しむ場合も多いです。
ただし、もしどうしても興味がわかないとか、他にもっとやりたいことがあって、そっちが気になるとか、何らかの理由で英語を習いたがらないのなら、少し様子をみて、子どもがやりたいと言った時に始める方が後々伸びていくような気がします。(あくまで私見です。)
こちら↓も参考にしてください。