何かを選ぶときや誰かについて話す時、また自分について説明するときなど、比較表現を使うことが多いですよね。英語でも使いこなせると説得力が増しますので、正しい使い方を確認しておきましょう。今回は色々な比較表現についてお伝えします。
問題
空欄に適切な語を入れましょう。
(1) 以下は、「~のように…だ」というときの慣用表現です。
1. as busy as a ( ) よく働く、とても忙しい
2. as cool as a ( ) 非常に冷静な
3. as cunning as a ( ) とてもずる賢い
4. as like as ( ) うりふたつで
5. as poor as a ( ) 非常に貧しい
6. as sweet as ( ) 非常に甘い
(2) 「~倍」という言い方にしましょう。
7. The population of the city is ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) that of Tokyo.
その市の人口は東京の2/3です。
8. He has ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) I.
彼は私の5倍の数の本を持っている。
9. My house is ( ) ( ) ( ) ( ) his.
10. = My house is ( ) ( ) size of his.
私の家は彼の家の半分の大きさです。
解答と解説
(1)
1. as busy as a ( bee(蜂) / beaver(ビーバー) ) よく働く、とても忙しい
2. as cool as a ( cucumber(キュウリ) ) 非常に冷静な
3. as cunning as a ( fox(キツネ) ) とてもずる賢い
4. as like as ( two peas(豆) ) うりふたつで
5. as poor as a ( church mouse(教会のネズミ) ) 非常に貧しい
6. as sweet as ( honey(ハチミツ) ) 非常に甘い
個人的に5.の表現が好きです笑。ネズミもどこに住む(?)かで、満足度が変わるのかもしれませんね。
(2) 「倍数詞+as ~ as …」 で表します。
7. The population of the city is ( two ) ( thirds ) ( as ) ( large ) ( as ) that of Tokyo.
その市の人口は東京の2/3です。
注1)
2/3 は two thirds (分子は基数詞、分母は序数詞。分子が複数のとき、分母は複数)
注2)
人口の多さを表す形容詞はmanyではなくlarge であることに注意!これは、ここの数ではなく、全体の規模を示しているためです。
その他、number / population / audience / crowd / family なども同じように 「多い/少ない」を large / small で表します。
8. He has ( five ) ( times ) ( as ) ( many ) ( books ) ( as ) I.
彼は私の5倍の数の本を持っている。
注)
as many books as のようにmany booksが並ぶことに注意!
✖ He has books five times as many as I.
9. My house is ( half ) ( as ) ( big ) ( as ) his.
10. = My house is ( half ) ( the ) size of his.
私の家は彼の家の半分の大きさです。
注)
10. のように、as ~ asではなく、size のような名詞を使って「~倍」と表すこともできます。ただし、この形で使われる名詞は size / number(数) / lengh(長さ) / height (高さ) / depth (深さ)などに限られます。
比較表現を使いこなすと分かりやすく説明できますね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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