今回は品詞についてお伝えします。
単語の意味や文中での役割などによって分類したのが品詞です。
8種類または10種類の品詞があります。
日本語を使うとき、品詞について考えることはほとんどないと思いますが、外国語である英語を使う場合は、それぞれの品詞の役割を理解することで、間違いを防ぐことができます。
なぜ品詞の理解が必要なのでしょう
品詞はグループと考えることができます。
単語ごとにその単語はどんな時に使うかを覚えるのではなく、このグループ(品詞)はこのような時に使うと覚えることで、理解しやすくなり、それぞれの単語を整理しやすくなります。
なお、1つの単語が複数の品詞の役割を持つこともあります。
4つの主要な品詞
特に使う頻度が高いのが、名詞、動詞、形容詞、副詞の4つです。
文の意味を理解するうえで重要な役割を持っています。
この4つの品詞の単語はそれぞれが単独で意味を持っており、内容語と呼ばれています。
ここ大事!(スピーキングとリスニングに役立ちます)
内容語は強く長めに発音されます。それによって文意を取りやすくなります。
日本人は日本語と同じように英語も単調に話す傾向があるので、「内容語を強めに」話すことで、伝わりやすい英語になります。
その他の品詞
代名詞、前置詞、接続詞、間投詞、これに冠詞、助動詞が加わる場合もあります。
これらの品詞の単語は、文法上は必要であっても文の意味を取るうえで必ずしも重要ではなく、機能語と呼ばれています。
ここ大事!(スピーキングとリスニングに役立ちます)
機能語は「弱く短めに」発音されます。
そのため、リスニングの際は機能語が聞き取れない可能性があります。
文法知識や文章の流れから、予測しながら聞くようにしましょう。
その他の分類
1.準動詞
動詞が形を変えたもので、動詞の性質を持ちながら別の働きもします。
不定詞、動名詞、分詞の3種類があります。
2.関係詞
関係詞節が直前の名詞を修飾します。形容詞の働きをしています。
注)節とはS+Vを含む2語以上のかたまり
3.疑問詞
具体的な情報を聞く際に使われます。
who / whose / whom / what / which / when / where / why / how
今回は品詞の理解の重要性についてお伝えしました。
単語の意味を覚えるだけでは十分ではありません。
品詞も意識するようにしましょう。
こちら↓も参考にしてください。