英語を聞けない理由の2回目です。
スラッシュリーディングが出来ている場合
目線をあちこ動かすことなく、英語の語順通りに文章を読むことができるのに、リスニングとなると難しいという場合の練習方法を紹介しますので、よろしければ参考にしてください。
必ずしも全てを順番通り行う必要はありません。できそうなことにチャレンジしてみましょう。
まずは文字を見ながらしっかり聴きましょう
ただ聴きさえすればいいわけではありません。文字を見ながらじっくり聴きましょう。聞き取れない理由の一つに、自分が思っている音と実際の音が違うことがあります。
それぞれの単語の発音が、自分が思っているのと違う場合は、覚え直しましょう。
そして音声上のルールにも気をつけましょう。
例えば、英語では単語を一つ一つ分けて発音せず、2語以上が「連結」し、まるで一つの単語のように聞こえることがあります。(便宜上カタカナで書きます)
例) have a ×ハヴ ア 〇ハヴァ
単語の最後の子音が「脱落」し、発音しないこともあります。
例) good job ×グッド ジョブ 〇グッジョーブ
その他にも色々なルールがあります。まずは自分の耳で確かめてみましょう。
リピートしましょう
実際に自分でも発音してみましょう。音声を聴いた直後にリピートし、ネイティブスピーカーの発音に近づけましょう。「自分が発音できない音は聞き分けられない」とも言われているので、子どもになったつもりで聞こえたまま発音するようにしましょう。
その際、「l」「r」「f」「v」「th」などのように日本人にとって難しい音は、舌の位置などに気をつけながら発音しましょう。(それに関してはまた後日)
音読しましょう
時間があれば、スラスラ読めるようになるまで何度も音読しましょう。
再度文字を見ながら聞いてみましょう
自分でもスラスラ読めるようになってから聞くと、かなり聞きやすくなっているはずです。スラッシュリーディングの練習にもなります。
文字なしで聞いてみましょう
内容までしっかり理解できるようになっているはずですよ。
何を聞けばいい?
フレーズリーディングの教材と同じく、自分のレベルに合うものを選びましょう。特にリスニングに慣れていない人は、リーディングよりもさらにレベルを落とすことをお勧めします。
最初は簡単なものから始めることで、ストレスを感じることなく、楽しみながらリスニング力を上げていくことができます。
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