これまで色々な項目についてバラバラでお伝えしてきましたが,項目毎にまとめました。
Chapter 6 は「助動詞」,Section 6は "shall / should"についてお伝えします。
助動詞は動詞の原形と共に使い,動詞だけでは表すことができない色々な情報を伝えることができます。
多くの助動詞は複数の意味を持っています。また,意味によって過去を表す形が変わる場合もあるため,注意が必要です。
助動詞の過去形について
多くの助動詞には過去形がありますが,必ずしも「過去」を表すとは限りません。
助動詞の過去形が表すのは,時の情報だけではありません。
助動詞を過去形にすることで次の3種類の「距離」が生じると考えることができます。
1. 「現時点」からの距離 → 過去の出来事
2. 依頼する「相手」からの距離 → 丁寧な表現
3. 「現実」からの距離 → 低い確信度
今回は shall / should についてお伝えします。
shall の意味
(1)話者の意志・決意
1. I shall always remember your kindness.
あなたのご親切は忘れません。
★この shall は意志未来の will よりも意味が強く,決意を表します。
ただし,最近は強い決意を表す場合も will が使われることが多いです。
(2)相手の意志を聞く
2. Shall I call a doctor for you?
医者を呼びましょうか。
★shall I …? は何かを申し出るときに使います。
3. Shall we have something to eat?
何か食べませんか。
★shall we …? は相手に提案するときに使います。
(3)文語的な表現
4. You shall love your neighbor as yourself.
隣人を自分のように愛しなさい。(聖書)
5. Ask, and it shall be given you.
求めよ,さらば与えられん。(聖書)
6. All payments shall be made by the appointed day.
すべての支払いは期日までに行われなければならない。(契約書)
その他,shall には未来を表す意味もありますが,現在ではあまり使われていません。
should のその他の意味
(1)義務・助言
(2)推量
については前回の記事をご覧ください。
(3)that節中の should(仮定法現在)
「感情」や「主観的判断」「必要性」や「重要性」などを表す形容詞や,「提案」「命令」「要求」「主張」などを表す動詞に続く that 節の動詞は,原形や,〈should +原形〉になります。
「実際にはまだ行われていないこと」「頭の中で想像していること」を表しています。
この用法を「仮定法現在」と呼びます。
4. It’s surprising that you should know my test results so soon.
あなたが,こんなに早く私のテストの結果を知っているとは本当に驚くべきことです!
★should は感情を強調しています。
比較)
It's surprising that you know my test results.
あなたが,私のテストの結果を知っているとは驚きです。
★なぜ驚いているのかを感情を強調せずに伝えています。
5. It’s natural that he should be excited.
彼が興奮するのも当然です。
6. I suggest that she should study abroad.
彼女は留学する方がよいと思います。
次のような形容詞や動詞が使われているとき,that 節に should が使われることがあります。
important / essential / desirable / necessary / advisable / natural / amazing / surprising / ridiculous / appropriate / remarkable など
claim / order / insist / demand / suggest / propose / recommend / request など
前の記事↓
詳しくはこちら↓を参考にしてください。