これまで色々な項目についてバラバラでお伝えしてきましたが,項目毎にまとめました。
Chapter 4 は「時制(2)」,Section 1は「現在形」についてお伝えします。
現在形
動詞は現在形,過去形,過去分詞形,現在分詞形と語形変化します。
今回は現在形がどのようなことを表すかについて,動作動詞と状態動詞に分けて説明します。
現在形が表す時は「たった今」だけではなく、過去-現在-未来の広い時を含みます。
また,現在形で「現在行っている一度だけの動作や出来事」は表せません。
なお、過去と未来は「現時点よりも」ということで、必ずしも20年前のことや10年後も続くなどと確定しているわけではありません。
状態動詞
★状態動詞は過去から未来まで含む長い時間の状態を示します。
1. I live in NY.
2. I have two brothers.
動作動詞
★通常頻度を表す副詞を伴って過去から未来まで含む長い時間の反復的動作や習慣を表します。
3. I visit NY every year.
4. I usually eat breakfast around 7:00.
★真理やことわざを表します。
5. Knowledge is power.
現在形の注意すべき用法
★時や条件を表す副詞節
時や条件を表す副詞節の中では,未来のことでも現在形,または現在完了形を使います。
6. Please call me when you arrive at the ariport.
7. We will not go out if it rains tomorrow.
★現在進行形の代用
通例現在行われている動作は現在進行形が使われますが,現在形が使われることがあります。
8. Here comes the bus.
★未来の代用
出発時刻やカレンダーで示されていることなど,現時点で確定していて変更の可能性が少ない未来の予定を表す際は現在形を使います。
9. The last train leaves at 11:50 p.m.
10. Tomorrow is Christmas Eve.
★過去の代用
新聞の見出しや歴史的事実などを過去形ではなく現在形で表すことがあります。
11. The passage explains about this plan.
このように現在形で表すのは「現在」のことだけではないので,注意が必要です。
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