今回は、英文を読んだり話したりする際、どこで区切るかについてお伝えします。
問題
次の文をどこで区切るか考えてみましょう。
1. I think that he will come back tomorrow.
2. I believe that he is innocent.
3. The time will come when they will need my help.
4. Let's stay home if it is rainy tomorrow.
5. The fact is that I could not make it.
解答と解説
「接続詞+節(SVを含む2語以上)」がひとかたまりです。
接続詞を言ったあとで、次が思い浮かばず結果的に間が空いてしまうこともあるかもしれませんが、接続詞の前で区切るのが自然です。
1. I think / that he will come back tomorrow.
2. I believe / that he is innocent.
3. The time will come / when they will need my help.
4. Let's stay home / if it is rainy tomorrow.
5. The fact is / that I could not make it.
よくある区切り方
おそらく3. や 4. を次のように読む人はいないと思います。
3. The time will come when / they will need my help.
4. Let's stay home if / it is rainy tomorrow.
ところが、日本人にはなぜか、次のように、that と言ったあとで、かなり間を置く人がとても多いです。
「私が知っている初心者のほとんど全員」と言っても過言ではありません。
以下のように1. 2. 5. の that の後で区切っている方はいらっしゃいませんか?
1. I think that / he will come back tomorrow.
2. I believe that / he is innocent.
5. The fact is that / I could not make it.
会話では必ずしもルール通りではないこともあると思いますが、基本的にネイティブスピーカーによる模範音声は接続詞の前で区切っています。
または、どこも区切らず一気に話しています。
that の後で区切っても意味は通じると思いますが、なるべく正しい位置で区切るようにしましょう。
よろしければ、こちら↓も参考にしてください。