英語は命令文などの例外を除き、必ず主語が必要ですが、人ではなく物を主語にする方が自然な場合もあります。今回は物を主語にした文についてお伝えします。
問題
日本語に合うように空欄に適切な語を入れましょう。
1. His pride ( ) him from ( ) her offer.
2. His pride did not ( ) him to ( ) her offer.
プライドが邪魔をして、彼は彼女からの申し出を受けいれませんでした。
3. The machine ( ) ( ) to ( ) it ahead of schedule.
その機械のおかげで、私たちは予定より早くそれを終えることができました。
4. A lack of rain ( ) the price of vegetables to ( ) sharply.
雨不足によって野菜の値段が高騰しました。
5. This song always ( ) me of my school days.
この歌を聞くといつも学生時代を思い出します。
6. What ( ) you change your ( )?
どうして気が変わったのですか。
7. This bus will ( ) you to the airport.
このバスに乗れば空港に行けますよ。
8. The news ( ) ( ) very happy.
その知らせを聞いて彼女はとても喜びました。
9. Anxiety ( ) ( ) awake all night.
私は心配で一晩中眠れませんでした。
10. This car ( ) me $20,000.
この車を買うのに2万ドルかかりました。
11. ( ) hour's rest will ( ) you feel better.
もう1時間休めば気分がよくなりますよ。
12. Ten minutes' ( ) ( ) us to the station.
私たちは10分歩いて駅に来ました。
解答と解説
1. His pride ( prevented ) him from ( accepting ) her offer.
2. His pride did not ( allow ) him to ( accept ) her offer.
プライドが邪魔をして、彼は彼女からの申し出を受けいれませんでした。
prevent 人 from doing: 人が~するのを妨げる
allow 人 to do: 人が~するのを許す
3. The machine ( enabled ) ( us ) to ( finish ) it ahead of schedule.
その機械のおかげで、私たちは予定より早くそれを終えることができました。
enable 人 to do : 人が~できるようにする
4. A lack of rain ( caused ) the price of vegetables to ( increase / rise ) sharply.
雨不足によって野菜の値段が高騰しました。
cause 人/物 to do: 人/物に~させる(主によくないことに使われる)
5. This song always ( reminds ) me of my school days.
この歌を聞くといつも学生時代を思い出します。
remind 人 of ~: 人に~を思い出させる
6. What ( made ) you change your ( mind )?
どうして気が変わったのですか。
make 人 +動詞の原形 : 人に~させる
7. This bus will ( take ) you to the airport.
このバスに乗れば空港に行けますよ。
take 人 to ~/ 場所を表す副詞:人を~へ連れて行く
8. The news ( made ) ( her ) very happy.
その知らせを聞いて彼女はとても喜びました。
make 人 +形容詞: 人を~にさせる
9. Anxiety ( kept ) ( me ) awake all night.
私は心配で一晩中眠れませんでした。
keep 人 +形容詞: 人を~にさせておく
10. This car ( cost ) me $20,000.
この車を買うのに2万ドルかかりました。
cost 人+金額:人が(主語)に(金額)支払う
11. ( Another ) hour's rest will ( make ) you feel better.
もう1時間休めば気分がよくなりますよ。
make 人 +形容詞: 人を~にさせる
12. Ten minutes' ( walk ) ( brought ) us to the station.
私たちは10分歩いて駅に来ました。
時間 bring 人 to ~/ 場所を表す副詞:人を~へ連れて行く
日本語と同じように常に人を主語にしてしまいがちですが、英語では無生物主語が自然な場合もあるので、この機会に覚えてしまいましょう。
お読みいただき、ありがとうございました。
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