企業からのプレゼント、知り合いからのプレゼント、のように誰かから頂いたものを日本語ではプレゼントといいますが、英語では present ではない場合があるので注意が必要です。
贈り物
名詞の present (re にアクセント) は、親しみの気持ちを表したいときの「贈り物」を表す一般的な単語です。
それに対し、儀礼的に贈る場合や景品などは gift を用います。
応募して当たったら貰えるのは present ではなく、gift なので間違えないようにしましょう。
贈呈する
動詞の present (se にアクセント) は式典などの公式な場で贈呈する場合や、退職する人に贈り物をする場合など、形式ばった贈り方のときに用います。
日常の場で贈り物を「渡す」という場合は、 give を用います。
おめでとう
ちょっといいことがあったときに、「良かったね」と言ったり、軽い感じで「おめでとう」と言ったりします。
それと同じ感覚で、 Congratulations. と言っているのを聞くことがありますが、英語の Congratulations. は、ちょっといいことがあったくらいでは使わないようです。
とてもいい事があった時や、試験に合格したときなど、もっと特別な時に用いるので、注意が必要です。
ここ大事!
Congratulations!のように複数形になることにも注意しましょう。口語では Congrats! と言われることもあるようです。
おまけ
私が中学生の頃、英語の授業が始まる前に、誰かが以下のような号令をかけていた覚えがあります。(今はやっていないことを祈ります)
Stand up. (起立!)
Bow. (礼!)
Sit down. (着席!)
今考えると、とっても変ですよね。英語圏の学校で授業が始まる前にこんなことしないはず。特に Bow. だなんて…ナイナイ (この場合のbow はお辞儀をするという意味です)
まとめ
「どんな時に使うのか」が、日本語と英語で違う場合があるので、ただ言葉を日本語から英語に置き換えただけでは間違ってしまいます。単語を覚える時には、どんな場面で使うのかも要チェックです。
こちら↓も参考にしてください。