今回は冠詞の使い方の応用編です。
まずは、昨日(2019年3月30日)の問題↓の答えと解説です。
問題の答えと解説
He is Z man. という文は2001年のTIME誌に書かれていたのですが、当時、日〇の社長だったゴー〇氏のことを指しています。(今も話題になっていますが)
the man → Z man
と変えているのですが、the と音が似ている Z は日〇を代表する「フェ〇レディーZ」から来ています。
the man とは「時の人」という意味と「(日〇を再建できる)唯一の人物」という意味が含まれているそうです。
冠詞は奥が深いですね。
それでは昨日の冠詞の基礎編に続き、応用編です。
「1つの」以外に使う不定冠詞 (a / an)
1. 「ある~」
to a degree ある程度
in a sense ある意味では
2.「~につき」
100 kilometers an hour 1時間につき
3. 「~の製品、作品」
I bought a Son〇. (ソ〇ー製品)
など
「特定の物や人」以外を表す定冠詞 (the)
1. 「定冠詞+形容詞」で「~な人/物」
the rich 金持ちの人
the poor 貧乏な人
the young 若者
the injured けが人
the unexpected 思いがけないこと
the impossible 不可能なこと
など
the の発音
後ろの名詞の最初の音が子音なら
(上の歯に舌を当てて、または軽くかみ、舌を引っ込めながら)ザ/ダのような音
後ろの名詞の最初の音が母音なら
(上の歯に舌を当てて、または軽くかみ、舌を引っ込めながら)ジ/ディのような音
このように文法書には書かれていますし、私もそのように習いましたが、私が「~だよね」と確認すると、あるオーストラリア人の女性はとても驚いていました。
彼女によると、次に来る名詞の音が母音であろうが子音であろうが、「ジ」というのは、次にくる名詞を強調したいときだけだそうです。
「ジ」というのは、「ジャジャーン」というニュアンスで使うのだそうです。
気をつけて聴いてみると、ニュースや会話などでは、次の名詞が母音で始まらないのに「ジ」と言っている場合があるので、彼女だけが特別ではないようです。
ネイティブスピーカーの感覚は、聞いてみないと分かりませんね。
お読みいただき、ありがとうございます。
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