未来進行形 (will be ~ing)は、未来のある時点で行われているであろう動作や行為を表しますが、それ以外にも意外な使い方があります。
1. 未来のある時点で行われているであろう動作「~しているだろう」
I will be having a nice dinner at a fancy restaurant at this time tomorrow.
(明日のこの頃には~しているだろう)
比較
I will have a nice dinner at a fancy restaurant tomorrow.(未来形)
I am going to have a nice dinner at a fancy restaurant tomorrow.(未来形)
will は原則的に「その場で決めたこと」を表し、be going to は「予定していること」を表します。
ここ大事!
未来形は写真のように、ある一時点を表します。
それに対し未来進行形はビデオのように、動きがイメージできる表現です。
2. 確定している未来
I will be visiting his office next week.
(~します)
比較
I will visit his office next week.
will は主語の意志(~のつもり)を表し、場合によっては変更する可能性もあることを暗示しています。
ここ大事!
それに対し未来進行形は、意志ではなく、確定した予定で変更の可能性がないことを表します。
We will soon be arriving at ~.
という新幹線のアナウンスを聞いたことがありませんか?
未来進行形で確実に起こることを表しているため、到着数分前に流れているはずです。
3. 丁寧な表現
Will you be coming to our office?
(~していただけますか)
比較
Will you come to our office?
(~のつもりですか)
will は主語の意志(~のつもり)を尋ねています。
注)この疑問文は、「~してくれますか?」という依頼の表現としても使われる。
ここ大事!
それに対し未来進行形は、相手の意志に立ち入ることなく、確定した予定を尋ねるというニュアンスがあるため、丁寧な印象を与えるのです。
まとめ
このように「時制」は「時」の情報だけではなく、色々なニュアンスも含めることができとても便利ですので、是非使いこなしましょう!!
こちら↓も参考にしてください。