極端にできないことがあるのなら、是非克服しましょう!
「英語ができる人」と聞いてイメージする人はそれぞれ違うはずですが、確実にいえることは、語彙力、リーディング力、リスニング力、ライティング力、スピーキング力、文法知識、などの全てが完璧という人は、かなり少ないということです。
なお、スピーキング力には、英語らしく話せているかどうか(英語独特のルールがあります)、発音やアクセントは正しいか、などが含まれます。
帰国子女は?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
確かに、帰国子女なら全て完璧に近い人もいらっしゃるでしょうが、逆に日本語が難しかったりするようですよ。日本語も英語も、どちらも100点満点という方は少ないそうです。
ただし、ここでは主に日本で英語を学ぶ人について考えたいと思います。
特にどの能力が必要なのかは、目標によって違いますし、それぞれ得意、不得意がありますが、
私がお勧めしたいのは、得意なことばかりでなく、不得意なことにも時間を割いて、平均レベルまで伸ばすことです。
やはり、不得意なことも平均レベルに達するように努力することは大切だと思います。
例えば、英検1級を目指している人の中には、「語彙力半端な~い!」という方も結構いらっしゃるようです。
それは素晴らしいことで、語彙力がない私はただただ感心するばかりですが、例えばもしリスニングが苦手なら、語彙力強化のために使っている時間をリスニングに充てる方が総合点が上がります。
仮に語彙力が10点満点でも、リスニング力が2点なら合計12点。
語彙力が9点に落ちたとしても、リスニング力が5点に上がれば合計14点。
実は私もバランスが悪かったため、少しずつ総合点を上げていきました。
どうしても好きなことばかりやってしまいがちですが、大切なのは総合力です。
全てを高いレベルに上げられれば素晴らしいですが、たとえそこまでできなくても、不得意なものも平均レベルまで上げておき、あとは得意なことでカバーすることでバランスの取れた英語力が身に付くはずです。
ビジネス英語
英検を受験する人だけではなく、仕事で英語が必要な場合にも同じことがいえると思います。
例えばメールでのやり取りが中心だとしても、スピーキング力やリスニング力もある方が、相手との意思の疎通が容易になるはずです。
こちら↓も参考にしてください。